気がつけば学生さん達は夏休みなんですね、私も体調不良を理由にほとんど休業状態です
決算も近いので、ムチを入れないとまずいのですが、痛みのせいで気持ちも上がりません。
一説には痛みとは命の危険を知らせる一種の防衛本能が発しているとのことだそうです。
(このまま休まないと倒れちゃうよ?)とか(傷を塞がないと死んじゃうよ?)とか言うことでしょうか?
よく出来てますね
皆様いかがお過ごしでしょうか?
エース鍵店/株式会社クロスロード M下です。
若い頃はその痛みもある程度ガッツ(死語?)でコントロールできるものですが、今は若くないので素直に防衛本能に従います。(^^;
しかし某公務員だった20台前半の頃には、色々と我慢出来たように思います。
ある時は、1周間の行動訓練中に、歩き過ぎたのか膝から半月板が親指の先くらい顔を出して、それが引っかかって膝が曲がらなくなったので、無理やり押し込んでギブスを巻いて次の日も行軍したり、
肋骨を剥離骨折している時にヘリからロープで下降したり出来ました。
(リペリングってやつです、そーっと降りればそんなに痛くないんですが、この時はタイミング悪くヘリが風で煽られて引っ張られ、ほんの少し飛び降りる感じになり、痛みのあまりチビリました。
でも、総合火力展示演習という大きなイベントの練習だったので、怪我してるとは言い出せませんでした。(T T)
ただ、本番は天候不良でヘリは中止だったんですけどね。 orz)
痛い思い出がいっぱいです(^^;
ネタが無くなったら富士山の麓で体験した出来事を書きたいです、笑えるネタの宝庫です。
で、今日は出かけずにうちで手作りに勤しみます。
でもって、出来たのがこれ。
なんでしょ?
全体像はお見せできませんが、ドアの鍵を開ける特殊な工具の先端パーツです。
鋼材屋で買ってきた9ミリの丸棒をカットして穴を開けてタップを切ってボルトを仕込み、全体をゴムでコーティングしたものです。
今まで使っていた自作工具の改造です。
それほど画期的なものではないのですが、これを作るに至った理由はというと、
少し前にいつもの様に解錠依頼が入り、いつもの様に現場に向かい、いつもの手順で始めました。
しかし、作業開始から10分経っても開きません。
???なんかおかしい、触った感じも違う
作業を中断してファイバースコープで中を覗くと・・・・
(取付が、間違っている・・・)
錠前の取付が違っているせいで本来ヨコの物がタテになっていて、いつもの様にやっても引っかからなかったのです。
(手作り工具の限界か?未熟な腕のせいか?ベテランはこんな時どうやってるんだろう?)
押したり引いたり、焦りながらやっているとお客さんが、
「鍵の郵送は手配したので、今日はどこかに泊まって、明日は半日有給でもとって鍵を受け取るので、もう大丈夫です」
・・・
負け犬です orz
尻尾を巻いて帰りました
救いだったのはお客さんの心が広くて、少しも怒ることなく冷静だったこと。怒っても当然なんですけどね。
今までが運が良すぎたのです、準備が足りませんでした。
当然今回のようなケースも想定すべきでした、想像力も足りていません。
このパーツで解決するかは練習してみないと判りませんが、師匠と呼ぶ人が居なくて、業界内の付合いも狭い私の場合はこういうことを繰り返して進歩するしか無いんでしょうね。
お客様、申し訳ありませんでした。
似たようなケースは今後も繰り返し起こると思います、体が不調の今は頭使って備えなければといけませんね。
好きで始めた仕事なので、日々努力していこうと思う、今日このごろです。
それではまた。
負け犬、しかし次は勝ちたいM下でした。