ホテル錠

明日は朝早くお墓の掃除に行こうと思います。

流石に母親は留守番です。行きたがってたけど、この暑さじゃねぇ。

お盆はいかがお過ごしでしょうか?

M下です。

   

先日、あるホテルで通用口へ電気錠施工を行いました。

発端はホテルの担当者からの相談でした。

担当「ゲストの夜間出入りのために電気錠の見積もりを建設会社に依頼したら、100万円超の見積もりが来た。なんとかならない?」

建設会社に相談したら当然、今のホテル錠システムの一部として設計しますから、その金額も当然そうなるでしょう。別にぼったくっている訳ではないと思います。わたしが設計してもほぼ同じになるでしょう。

しかし、安全・確実にゲストの出入りを管理することに加えて、第一は費用を抑えること、次に運用が複雑・煩雑にならないことが求められます。

翌日ホテルへ向かい、運用状況をリサーチして、運用方法を検討してからそれに合った電気錠の選定を行います。

そこで今回はKeiden(最近社名が変わりましたね)のFeSE電池錠にしました。

選定理由はモータを使っていないので、故障が少ない・信頼性が高い。現在のホテルのICカードと互換性が(メーカーで)確認された。現実的な価格。

あとはメーカーの既知の担当者が、細かいところまで面倒見が良いことです(結構大事ですよね、トラブル等の可能性もあるし)。

その結果施工に伴うその他諸々の改修工事を含めても、ご予算10分の1に抑えられました。笑

見積書送ったら、即日承認されたので、先日施工しました。

なかなかおしゃれでしょ?

電池式ですが、1日10回使用で約5年!もつそうです。そこもポイントでした。

各フロアの非常口の改修を含めてもそれほどの工事量ではありません。

軽く考えていたら、カードの登録が・・・

M「カードが各部屋2・3枚で104室かぁ、結構あるなぁ」

M「えっ、4枚?予備も?

         よ、喜んで!」

  

工事より、登録のほうが大変でした。(^^;

大変なのは最初の登録だけなので大丈夫。

 

でも、ご希望どおり予算を抑えて目的をクリアできたので、満足です。

多少のボリュームが有って、スッキリ収まる仕事は気分がいいですね。

 

M下でした


金庫とバートル又は60式

暑いですねぇ

あまりに暑いので、涼しい部屋でブログ連投です。

友達から連絡。

友「業務用金庫開けませんか?」

M「やりたいですぅ、場所は?」

友「きっとM下さんが好きなところ」

M「ほえあ?」

いいオヤジがこんな変な会話しませんが、たしかにM下の好みが解ってらっしゃる。

友「相浦駐屯地です」

M「よろこんで~」

アホですね。

諸事情で駐屯地内の写真はありません。

で、お相手の金庫(キャビネット?)です。

結構時間がかかりましたが、無事に開きました。

開くまでの間にPXでご飯食べました。

美味し懐かしでした。(^^;

駐屯地のグランド脇に懐かしい展示物がありました。

諸事情により写真はありませんので、イメージ写真を。

左が60式自走無反動砲で右が川崎重工KV-107 ”バートル” です。

60式は大きさはランクル?くらいです。かなり小さいです。

中隊に1両あり、担当ではありませんでしたが、演習場で乗らせてもらったことがあります。

2本スティックで操縦しますが、おもちゃみたいで面白かったです。

掩蔽壕を掘って隠れて、二本の106ミリを上にニュ~っと伸ばして射撃します。

右のバートルにはお世話になりましたね。リペリングのときもランプ周りが広いのでやりやすく、UH-1のスキッドに足をかけて降りるよりも格段に楽でした。

UH-1と比べて外が殆ど見えないのが難点でしたが、大きくて安定感があるので、揺れも少なく楽ちんでした。

どちらも今は引退しているらしく、なかなか感慨深いものがありました。

良いものが見れました、感謝です。

開くのを待っている間に外の喫煙所(道端に看板があって吸い殻入れが置いてあるだけ)で幹部自衛官の方と少し話をしました。別れ際に「早く憲法がかわるといいですね」と言ったら苦笑いしているように見えましたが、きっと後から、「いや~へんなオヤジに話しかけられちゃってさぁ、まいったよ」なぁんて言われているに違いありません。はずかし~!

それでも貴重な体験ができて、とても良い一日でした。

金庫も開いたしね

M下でした

それではまた


お盆とスワロフスキー

暑いですねぇ

殆どの方はお盆休み中と思われますが、いかがお過ごしでしょうか?

休んでるのか、働いているのか、それすら判らなくなってきたM下です。

昨日は子供とかみさんを迎えにインターチェンジまででかけましたが、国道は他県ナンバーがたくさん見受けられます。

車での帰省、お疲れさまです。

家につれて帰ると早速母親が、

「まぁ!Rちゃん!大きくなったわねぇ!」

・・・

あのぅ、ママン、あなたのお孫さんはもう28歳で、おそらく去年より1センチも伸びてないと思いますよ?

昨夜は久しぶりに沢山お酒を飲みました。

そして今朝、カミさんが

カ「 これ、治せる?」

なんか持ってきました

M「きれいだねぇ?これ、アクリル?」

カ「スワロフスキーです!(努)」

たしかにピンが取れています。無くさなくてよかったね。

これなんか手頃です。これを

うまいこと咥えて

削って

差し込んで

こいつで軽く叩き込んでから

最後に

圧入して

完成です

カ「きゃーじょーず!」

一年ぶりに褒めてくれました。

    

ん?

そういえば去年のお盆にも確かになにか修理しましたね 。

来年は何かなぁ?たのしみ!

それでも褒められるとやっぱり嬉しい、M下でした。

それではまた


娯楽映画?

連休も半ば、今日は八十八夜、新茶の季節ですね。

素晴らしい天気です。

皆様、お休みを満喫されているでしょうか?

GWが5連だろうが、10連だろうが毎年変わりなく仕事している、貧乏性なM下です (^^;

先日も書きましたが、M下は映画が好きです。しかし近所に映画館がないので、もっぱらDVDですね、残念です

もっとも、この仕事を始めてからは90分のまとまった時間すら確保するのがはばかられ、DVDすら細切れで観ることが多いです。しょうが無いですね。

ジャンルを問わず、いろんな映画を見るのですが、M下は自分が好きな映画を人に勧めることはしません。それは映画は人によって捉え方が様々ですし、勧めたものが「つまんなかった」となるとがっかりするからです。 orz

しかし、今回あえてこれは観るべきではないです!と言いたい!

 

 

んっ?  べきでない?

そう、観ない方が良い映画です。

それは

オペレーション:レッド・シー 紅海行動 です。

私はもともと香港映画が大好きで、反日色てんこ盛りですが、ブルース・リーとか、男たちの挽歌シリーズのチョウ・ユンファとか息子さんが逮捕される前のジャッキーチェンとか大好きでした。

なのでこれも派手なトレーラにつられて観ちゃいました。

自由闊達だった、ある種ドロドロのカオスのような魅力で惹きつけた香港映画がダメになったと言われるのは、本当のようです。

と、思っていたらこれは香港映画ではなく、中国(とモロッコ合作)映画でしたね。

はい、悪いのは私です。最初から勘違いでした、間違っていました。m(_ _)m

 

結論から言うと、単なるプロパガンダ映画でした。 (T^T)

これは流石に彼の国の人たちにしかうけないでしょう。残念でした。

前半の海でのシーンでそれはもう盛んに「はやく!追いかけろ!我々は他国の海に入ることは出来ないんだ!」とか行ってます。

たまりませんね、もう笑うしか無いというか・・・

 

代わりと言ってはなんですが、面白かったものを2本。

ビリーリンの永遠の一日 Billy Lynn’s Long Halftime Walk

これは実話を元に作られていますが、とても面白かったです。特に原題にあるフットボールのハーフタイムショーあたりにぐっと引き込まれるものがあります。

加えて私の大好きなヴィン・ディーゼル(ハゲ繋がりで)が脇役として出演しているのもポイントです。笑

もう一本は

マン・ダウン 戦士の約束 です

これはネタバレを知らずに観るとなかなか興味深い映画です。

この手のテーマではいくつも作られていますが、少しひねりが効いていて、私としては楽しめました。

 

とは言ってもディア・ハンターを超えるものは出てきませんね。

あっ、ランボーも面白かったですが、ランボー First Bloodは原作(ノベライズではなく)がとても面白く、昔何度も読み返した記憶があります。

うわぁ、映画の話になるとどんどん長くなってしまいますね、「こんなん、誰が読むねん」って感じです。

情報や、表現に間違いがあったり、頓珍漢な部分もあるかと思いますが、あくまで映画好きの個人的な趣味、楽しみということで、ご容赦ください。 m(_ _)m

次は何を観ようかな。

 

M下でした

それではまた


令和元年

退位礼正殿の儀、拝見しました、ネットで。

国民の皆が、支えてくれたことを感謝します、といった趣旨のことを仰った際には思わず涙が出ました。

さらに御退場の際、階段で皇后様に手を差し出された際にもぐっと来ました。

ただただ、感謝しかございません。

私はといえば、忘れかけた昔の体験を思い出してしまいました。

30数年前、真夏の自衛隊レンジャー養成訓練中に山小屋で一夜の休息中に当時の連隊長が酒を持って激励にお見えになって、教官も交えて急遽宴会になり、小中高と陛下の御学友であった連隊長の陛下との思い出話を聞かせて頂く機会がありました。

連隊長は今まで見たこともないほど豪放磊落な方で、例えば連隊各中隊の銃剣道の朝練の際、防具をつけ突然乱取りに割り込んで元気の良いやつに挑んだりします、しかし流石に年齢を考えると当然ふっ飛ばされたりします。それでも挑んで来るので、連隊長に気がついた隊員がやんわりいなそうとすると、「貴様、何をやっとるか!」と活を入れることもあったそうです。

その方が酔ってお話になる若き日の陛下とのエピソードを最初は笑顔で聞いていた私達隊員もいつの間にか立て膝で食い入るように聞き入ってしまいました。

我々を楽しませようと面白可笑しく話して下さっていた連隊長もそれに気が付かれたのか最後に、「国と国民のために命がけで訓練する、貴様達若い兵隊は・・・・(すいません、何分昔の話で、正確に覚えておらず誤解を招くので、割愛です)」と、話を終えたときには私も含め殆どが涙ぐんでおりました。

ただ、宴会中は皆で盛り上げようと踊ったり、素っ裸で空手の演舞をするなど、もう滅茶苦茶でした。(宿ではなく、ただの山小屋で他に誰もおらず、やりたい放題です)

しかし連隊長は「俺のほうが面白い!」と、お付の陸曹に二つ折りの座布団を股間に挟ませて”あれ”に見立て、ご自分は一升瓶を股間に構えて腰を振りながら迫っていく「よかちんちん踊り」を披露されたのはすごい迫力でした。

でも、我々若い兵隊は結構ドン引きでした(^^;

今日ネットで退位礼正殿の儀を見て、ずいぶん昔のことを思い出してしまいました。

重ねて陛下には、ありがとうございました、健やかにお過ごし下さいませ。と思う次第です。

M下でした